ティファニーのステンドグラスランプ　　東京都小金井市　ステンドグラス教室　アミ工房

灯りと明かりの違いは、、、？

ともし火とも言われる「灯り」は人が作り出す光。

ろうそくであったり、行燈だったり、

大きなものは灯台もそうですね。

「明かり」は太陽であったり、月だったり、

光源を意識しない明るさそのものを表します。

灯の一つ、ステンドグラスのランプは、

ガラスの持つ色合いや光りの加減で

お部屋の雰囲気を一変します。

点灯している時と、消灯している時の

ガラスの輝きの違いが意外性を感じさせ、

驚きを呼びます。

この魅力的なステンドグラスのランプを生み出したのが、

19世紀のアールヌーボー期にアメリカで活躍した、

ルイス・C・ティファニーです。

彼はカットされたガラスの周りを、

銅テープを巻いてハンダ付けし、

組み立てる新技法を発明しました。

細かい模様にカットし

繋ぎ合わせることが出来るので、

ランプに適した技法です。

さらに、ガラスもそれまでの

ステンドグラスに使われていた

クリアガラスとは異なる、

オパールセントガラスという

不透明で乳白色のガラスを発明。

光りの透過度がガラスによって異なり、

ランプとしての魅力を増し、

デザイン性の高い、芸術的なランプ、

ティファニーランプの誕生です。

ルイス・コンフォート・ティファニーについての続きは

また今度。。。